カサブランカ
来る人を魅了する癒しの空間
外観からは想像もつかないほど、開放的で特徴的な店内。アジアンリゾートを彷彿とさせながら屋形船のようでもある、非日常的で魅力的な空間。現在のこの建物に改築されたのは2002(平成14)年のこと。現在のオーナーである福山典子さんが、亡くなった前オーナーでありご主人の富之氏が好きだった海をイメージし、この地に”癒しの空間『花のカサブランカ』を”とのコンセプトで新装した。昼夜を問わず若い女性であふれ、特にランチ時は満席。また、レストランウエディングやパーティーにも利用されており、VIPルームもある。
郊外型喫茶レストランの代表と言われた店
1978(昭和53)年、福山安弘氏(昭和7年生まれ)が創業。店名の「カサブランカ」とは、スペイン語で”白い家”を指す。その名のとおり、創業時は南国を思わせる白い外観とヤシの木、店内には洒落た噴水まであった。
場所は現在と同じだが、当時はまだ国道55号バイパスがこのカサブランカのところで終わっていて、主要道路からは少し外れていた。そして、ドライブインといわれる店舗が郊外型では主流であった中、カサブランカは徳島で最初の”郊外型大型喫茶レストラン”として注目された。
※写真は”カサブランカといえばいちごパフェ”を印象づけるきっかけとなった、いちごフェアのコマーシャル。1989(昭和64)年。
創業者宅がいちご農家でもあることから、いちごをふんだんに使ったこのフェアは評判となった。もちろん現在も続けられている。
店舗のあゆみ
創業者:福山安弘 1932(昭和7)年生まれ オーナー:福山典子
1978年(昭和53年) | 喫茶レストランを開業。 |
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1987年(昭和62年) | 店舗改装。 |
1989年(昭和64年) | いちごフェアのコマーシャルを制作。 |
2002年(平成14年) | 現在の「花のカサブランカ」に改築。 |